Unity2018系以降でAndroidのビルドのための環境を整える


概要

Javaに関してかなり頑張りたく無いが、OpenJDKはUnityに含まれるようになっている。これはすごい進歩。

が、IL2CPPを使うにはNDKが、そしてそもそも実機インストールするにはAndroidSDKのインストールが必要。




sdkインストール

sdkのインストール自体は、ここからDLできるコマンドラインツールで事足りる。

https://developer.android.com/studio#downloads

スクリーンショット 2019-05-05 21.53.48.png


間違ってもAndroid Studioとか要らない。


DLしたsdkは、zipファイル名をフォルダ名にして、Applicationsフォルダ以下においとく。この場合は、sdk-tools-darwin-4333796。


で、設置が終わったら、Unity > Preferences > External Tools でsdk -> browse とやって、toolsフォルダを指すと設定が完了する。



SDK周りの設定

えーっと、AndroidのSDKは、インストールしただけだと何も入っていない状態なので、特定のバージョンのsdkをインストールする。


sdkmanagerをコマンドラインで動かせば終わりなんだけど、

サクッと動かすためにはJAVA_HOMEの環境変数設定が必須。いやなんか回避できるんだろうけど、今時そういうのダサい、、、はい。


Unityに含まれるjdkのパスを指定する

export JAVA_HOME=/Applications/Unity2018.3.11f1/PlaybackEngines/AndroidPlayer/Tools/OpenJDK/MacOS/



sdkmanagerを起動、欲しいバージョンのsdkをインストールする。

/Applications/sdk-tools-darwin-4333796/tools/bin/sdkmanager --update

/Applications/sdk-tools-darwin-4333796/tools/bin/sdkmanager "platform-tools"build-tools;28.0.2”


万が一、億が一、jdkのインストールが必要な場合、

brew cask install homebrew/cask-versions/adoptopenjdk8

とかで、比較的人権を保った状態でJDKを入れられる。まだ捨てやすい。



ndkインストール

Unity AndroidでIL2CPPを使ったアプリを作るには、ndkが必要。

Unity > Preferences > External Tools のとこのndkのDownloadボタンがあるので、dlしたらApplications直下に置く。


設置し終わったら、Unity > Preferences > External Tools の ndk -> browse で、設置したフォルダを指すとOK。




最終的にはこんな感じになればいい。

スクリーンショット 2019-05-05 22.01.00.png



以上。忘れたいので書く。